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ECサイト 売れない! ブランディングしてますか?
February 20, 2021

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はじめに

新型コロナウイルス感染拡大に伴い、接客販売が難しくなってきた今、ネット販売 はせざる得ない時代になってきています。

もともと年々、新型コロナウイルスの影響に関係なく、ネット販売市場は拡大傾向にあったのはご存知の通りかもしれません。

そこでネット販売を始めるにあたりECサイトに申し込んだり、開設した方は少なくないかと思います。

しかし、開設しただけで、売れれば苦労しません。

商品や素材自体がどんなに優れていても、売れません。

売れる商品を作るには、本気で戦略的に考え、取り組まなくてはなりません

では、「どうしたら売れるのか?」について解説していきたいと思います。

ブランディングとは

ブランディングとは、何でしょうか。 最近よく、耳にすることがあるかもしれません。

ブランディング、またはブランドマネジメント (英: branding, brand management)は、ブランドに対する共感や信頼などを通じて顧客にとっての価値を高めていく、企業と組織のマーケティング戦略。 引用 wikipedia

マーケティング戦略の事ですが、

では、ブランドって何でしょうか。言葉で良い表すのは難しいかもしれません。

例えば、

僕が来ているTシャツです。

と宣伝しても誰も見向きもしませんが、

山田孝之さんが着ているTシャツです。

と言ったらみんな飛びつきます。

これはなぜか?

山田孝之さんが着ているということで、山田孝之のおかげで、Tシャツがブランディングされたことにより、 山田孝之さんのことが好きなファンが購入するからです。

これがブランドです。

このブランドをいちから確率していくことは難しいのですが、 ご自身の事、お店の事、商品のことをよく見つめ直すことにより、

100人中2人が、もしあなたの商品がすごく好みであれば、それでいいのです。

そしてこの100人に、あなたのブランドを知ってもらうために、的確にアプローチする必要があります。

これができれば、商品は絶対に売れます。

ですから、万人受けを狙っているのであれば、ハッキリ言って諦めて下さい。

ブランディングする

ブランディングするために、箇条書きで、すべきことを書いておきます。

自社分析

- 商品を売ることによる最終目的は何か?
- 最終目的のためにどんなことをすべきか?
- そのすべきことでのプラスα要因はあるか?
- 商品の強みは何か?
  - 資源は?
  - 伝統は?
  - 強みからの課題は?
- 商品の弱みは何か?

顧客分析

- 戦略的ターゲットは?→ (例 ○○が好きな人など
- ブランドのイメージする抽象的ターゲット→ (例 主婦など
- シンボリックターゲット設定([ペルソナ][perusona]設定)→ (例 30代〜40代のお母さん 2人の子持ち、旦那さんは○○で、と実際いらっしゃる方を想定するといい
- インサイト→(なんとなくサイトに来た→そのなんとなくはなんのか)

競合分析

- 競合他社の規模
- 差別化
- ブランドのポジショニング
- 情緒的特性
- 場所やシーン
- 時間
- ブランドターゲットと属性→(例 年齢:30代〜40代、女性向け、主婦、ネットショッピングに慣れている。家族思い。

上記を具体的に記載することができれば、どうすべきかが明確となります。 実は商品の質はもちろん大切なことは、大前提ですが、

何よりも重要な部分はここなのです。

プランニング

本来であれば、ブランディングをしてから、商品プランニングをし、開発(制作)するのが正しい流れです。

ですが、大体が、すでにあるものに対して、ブランディングしていくというパターンが多いかもしれません。 なので、

ターゲットの属性により、好みは異なるため、ブランディングにより、内容が異なるのは当然のこと

です。もし、理想のブランド像が実物と大きく乖離しているのであれば、商品自体を再検討する必要があります。

そのため、

マーケ→ブランディング→プランニング→開発→…

となるのが、正しい流れなのです。

ターゲット層にアプローチする

ブランディングができたら、ターゲット層に商品を知ってもらう必要があります。

一時的な有効な方法として、

リスニング広告が思い浮かびますが、実はリスニング広告は、初期のタイミングでは有効だとは思いますが、 継続的に使っても一時的なものに過ぎないと考えてます

この辺は考え方により、異なる部分かとは思いますが、最初に露出することは大事なことだと思います。

sns

そして、ご存知の通り、継続して訪れてくれるファンを囲い込むためには、SNSは不可欠です。

下手な広告でお金をかけるなら、Instagramであなたのブランドを訴求し、ファンを増やすべきです。

最近では、あなたの商品の紹介するのに属性の近い、インフルエンサーに依頼して、投稿してもらい、あなたのブランド知ってもらう

ようなアプローチの方法も出てきていますね。

しかし、自分が、インフルエンサーにまでなれなくても、しっかり運用して、ファンを増やすことが、売上に直結していくと思っています。

SNSの運用方法はまた別の機会に紹介したいと思います。

また、現在は、Instagramから、ショッピングサイトの入口を設ける(facebook shop)ことができますので、かなり効果的だと思います。

SNSは本当に大切なツールなのです。

ブログや自社サイト、SNSでファンを囲い込む

D2Cマーケティング戦略 をご存知でしょうか。

D2Cとは、メーカーやブランドが自ら企画・製造した商品を、従来のように問屋や小売業者を介さずに、自社のECサイトを使って直接(Direct)消費者(Consumer)に販売する仕組みです。

などとよく説明がありますが実は、直接売るというところが大切というよりも、ITの普及により、SNSなどの活用で、

企業←→買い手
著名人←→買い手

の距離がぐんと縮まったことにあります。ここでコミュニケーションを取ることが可能になったため、

企業のビジョンやブランド思想がより深く買い手に伝えることができ、実際にコミュニケーションも可能。
そして、買い手の声から、より買い手の好みにあった商品を開発できるし、これらの事により、買い手はよりファンになる。

つまり、刺さる人にだけ刺さればよく、刺さってほしい人にだけ刺さることがとても重要なのです。

間違っても、今どき、

うちの商品は優れているから、万人受けするに違いない

なんて思っていたら、全く売れません。

見せ方が大事

以前、Cloudhouseで、マーケターの方がおっしゃっていたことが僕には刺さったのですが、

世の中には、本当に実力のある方と、実力は無いけど、見せ方が上手な方がいて、実はこれを9割りの方は、判断することができない

という言葉があったのですが、僕は本当にその通りだなと思いました。

何が言いたいかと言うと、

「見せ方って大切です」

逆に言えば、良いものでも、見せ方が悪いと当然売れません。

せっかくいいものを、写真が暗かったり、テキスト文言がいい加減だったりするのはもったいないことです。

本気で届けるために、本気で考え本気で書きましょう。

これが何よりも大切なことです。

まとめ

ここまで、ブランディングの話や、マーケティング戦略のお話をしてきました。

大事な要点は

  • 万人受けとか古いこと言うな
  • 指さる人にだけ、指ささることが大切
  • ブランディングをしっかりすること
  • ターゲット層にしっかり刺す
  • SNSを活用してあなたのブランドを知ってもらい、囲い込む
  • 大げさに言うと開発時間よりもブランディングに時間をかけろ
  • 本気さが何よりも大切
  • 見る人の事を思って、本気で取り組む

文章で書くのは簡単ですが、実際大変だとは思います。 だけど、本気でやれば絶対売れるのです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。 少しでも参考になればと思います。

最後の最後に、具体的なブランディングの仕方等を知るために、

マーケティングD2Cブランディングに関する書籍をご紹介しておきます。

ご参考までに。

ブランディング

D2C

マーケティング

※ほかにももちろん、たくさんあるので、本屋に行って、立ち読みし、自分にあったものを選ぶといいかもしれません。

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うかい / 株式会社UKAI
うかい@エンジニア出身CEO株式会社UKAI
Nobuyuki Ukai

株式会社UKAI 代表取締役CEO。建築を専攻していたが、新卒でYahoo!Japanにエンジニアとして入社。その後、転職、脱サラ、フリーランスエンジニアを経て、田舎へ移住し、ゲストハウスの開業、法人成り。ゲストハウス2軒、焼肉店、カフェ、食品製造業を運営しています。詳細はこちらから

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うかい / 株式会社UKAI
うかい@エンジニア出身CEO株式会社UKAI

Nobuyuki Ukai

株式会社UKAI 代表取締役CEO。建築を専攻していたが、新卒でYahoo!Japanにエンジニアとして入社。その後、転職、脱サラ、フリーランスエンジニアを経て、田舎へ移住し、ゲストハウスの開業、法人成り。ゲストハウス2軒、焼肉店、カフェ、食品製造業を運営しています。2020年コロナウイルスの影響で、ゲストハウスとカフェを閉店。現在は、ECサイト新規リリース、運営と、黒毛和牛の牝牛ブランディングをしメディア立ち上げ。牝牛のお肉と、独自食品開発した食品をまもなく販売開始予定。詳細はこちらから

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